どこから痩せる?脂肪が落ちる順番は決まっている!

「おなかの贅肉を落としたくてダイエットを頑張っているのに、まったく痩せない」

そんな経験はありませんか?

実は、脂肪が落ちる順番は決まっているのです。

もしかすると、痩せないのではなく、痩せる順番を待っているのかもしれません。

どこから痩せるのかを知っておくことで、焦る気持ちがなくなります。

痩せる順番を知るためには、まず脂肪について理解する必要があります。

脂肪の役割

ぜいにくをつまむ女性

ダイエットの敵というイメージが強い脂肪ですが、実は私たちが生きていく上でなくてはならないものでもあります。

脂肪の主な役割としては、

  • エネルギーの貯蔵
  • 保温
  • 内臓を守るクッション
  • 細胞やホルモンの材料

などがあります。

食料難や寒さが命に直結していた時代には、脂肪はかなり重要な役割を担っていましたが、現代の日本では脂肪の蓄積によるリスクの方が問題になっていますね。

その他、外部からの衝撃から内臓を守るクッションになったり、細胞やホルモンの材料になったりと、脂肪には大切な役割があります。

脂肪が増えすぎることはよくありませんが、極端に少なすぎても、体調不良や命の危険に繋がります。

脂肪の種類

体についている脂肪は、大きく分類すると、「内臓脂肪」「皮下脂肪」にわけられます。

「内臓脂肪」は、内臓のまわりに脂肪が蓄積します。

痩せているように見えるのに、おなかまわりだけぽっこり出ている人は、内臓脂肪の可能性があります。

おなかの内側に脂肪がついているので、掴みにくいという特徴があります。

「皮下脂肪」は、皮膚と筋肉の間に脂肪が蓄積します。

動いた時にプルプルと揺れたり、掴みやすいという特徴があります。

一般的に、男性は「内臓脂肪」がつきやすく、女性は「皮下脂肪」がつきやすいと言われています。

このうち、健康に害を与えると言われているのは、男性に多い「内臓脂肪」です。

「内臓脂肪」は、糖尿病、高血圧、高脂血症などを引き起こす原因になります。

さらに、心疾患や脳卒中など、命に関わる病気のリスクを高めます。

よく耳にするメタボリックシンドロームは、内臓脂肪による生活習慣病のリスクを減らすための基準です。

日本でのメタボリックシンドロームの判定基準を簡単にいうと、

ウェスト周囲径(おへその高さの腹囲)が男性85cm、女性90cmを越え、血圧、血糖、血清脂質のうち、2つ以上が基準値を超えた場合はメタボリックシンドロームに該当します。

【腹囲】

男性85cm以上、女性90cm以上

【血清脂質】(高脂血症)

  • 高トリグリセリド血症150mg/dL以上
  • HDLコレステロール値40mg/dL未満

  ※一方または両方

【血圧】(高血圧)

  • 収縮期(最大)血圧が130mmHg以上
  • 拡張期(最小)血圧が85mmHg以上

  ※一方または両方

【血糖】(高血糖)

空腹時高血糖110mg/dL以上

※数値は2020年1月時点のものです。

厚生労働省生活習慣病予防のための健康情報サイト参照

メタボリックシンドロームの診断基準の1つである腹囲が、男性85センチ以上に対して、女性90センチ以上となっているのは、女性は皮下脂肪がつきやすいという特徴があるからです。

りんご型と洋なし型

男性と女性の脂肪のつき方の特徴を、

「りんご型」「洋なし型」と表現することがあります。

「りんご型」は男性に多く、おなかまわりに「内臓脂肪」がついて、りんごのように見えることが特徴です。

「洋なし型」は女性に多く、下腹部やおしり、太ももに「皮下脂肪」がついて、洋なしのように見えることが特徴です。

確かに、言われてみるとわかる気がしますよね。

男女で脂肪のつき方が違う理由

では、なぜ男女で脂肪のつき方が違うのでしょうか。

それには、理由があります。

女性はおなかにスペースが必要だからです。

そうです。赤ちゃんです。

女性はおなかで赤ちゃんを育てるために、「内臓脂肪」ではなく「皮下脂肪」がつきやすくなっています。

女性の「皮下脂肪」には、赤ちゃんのための栄養となったり、保温やクッションといった大切な役割があります。

女性も閉経後は、内臓脂肪がつきやすくなります。

「内臓脂肪」と「皮下脂肪」はどっちが落ちやすい?

「内臓脂肪」と「皮下脂肪」は、どちらも1キロ=7,200kcalです。

でも、「内臓脂肪」の方が落ちやすいと言われています。

「内臓脂肪」は、食べ過ぎなどによって内臓のまわりにつきますが、必要になるとすぐに分解されてエネルギー源になります。

つまり、「内臓脂肪」が多い男性は、「皮下脂肪」が多い女性に比べて、太りやすく痩せやすいということになりますね。

痩せる時には、まず「内臓脂肪」から減っていきます。

そのため、おなかまわりについた「内臓脂肪」は落ちやすく、下腹部やおしり、太ももについた「皮下脂肪」は、落ちるまでに時間がかかります。

同じおなかまわりでも、「皮下脂肪」の場合は、落ちにくいということになります。

痩せる順番はあるの?

脂肪がつく時や減る時には、ある程度全身に変化が出ます。

極端に一部だけが太ったり、痩せたりすることは基本的にありません。

それでも、脂肪がつきやすい場所とつきにくい場所はあります。

つきやすい場所は、どこだと思いますか?

それは、体の中心です。

体の中心には、心臓や肝臓などの重要な臓器があるので、まずはそこを保護するために脂肪が付きやすくなるわけです。

まずはお腹まわり、そこからおしり、太ももなど、まわりに広がっていくイメージです。

手首や足首など、体の末端は最後です。

理由は簡単です。

体の末端に脂肪がつくと、邪魔だからです。

体の中心の場合、動かす範囲が限られています。

邪魔にならないことはありませんが、影響は限られます。

でも、手首や足首に脂肪が優先的についてしまうとどうでしょう?

何か物を取るのにも、歩くのにも重くて苦労しますよね。

また、脂肪には、内臓を守るクッションの役割もあります。

このような理由から、脂肪はおなかまわりなどの体の中心から付き始めて、手首や足首などの末端に向けて広がっていきます。

痩せる順番はその逆です。

では、痩せる順番を見てみましょう。

① 手首、足首

手首や足首は脂肪が付きにくく、痩せやすい場所です。

ダイエットの効果が一番先に表れるのがここです。

② ふくらはぎ

ふくらはぎは体の中心から遠いことに加えて、よく使う部位なので、早い段階でダイエットの効果が表れます。

女性はスカートを履く機会も多いので痩せやすいのは嬉しいですよね。

③ 腕・肩

腕や肩も比較的痩せやすい場所です。

ふくらはぎに比べると体の中心に近く、使う機会も少ないので痩せにくくはなりますが、ちょっとしたエクササイズで効果を上げることができます。

薄着になる夏は腕や肩の露出が増えるので、細くなりたいと思う人も多いと思います

④ 顔

顔は常に露出しているので最も印象に残る場所です。

顔は体の中心に近いですが、動かす部分も限られているので効果が表れるまでには少し時間が必要です。

小顔を実現させるためには我慢が必要なことを知っておきましょう。

小さな顔は女性の憧れですよね。顔はデリケートなので、むくみなどの影響も受けやすいです。

⑤ 太もも・おしり

太ももやおしりは皮下脂肪が付きやすく、体の中心に近いので痩せにくい場所です。

太ももやおしりは筋肉量が多いので、ウォーキングや筋トレを取り入れることで痩せるスピードを早めることができます。

スラっとした太ももはかっこいいですよね!!

太ももが引き締まっていると、見た目以上に細く見えます。

⑥ お腹

ダイエットを始める人の多くが、お腹まわりの脂肪が原因だと思います。

先ほど説明した通り、お腹は最も脂肪が付きやすく、落ちにくい場所です。

お腹だけ痩せたいと思って腹筋を頑張っても、専門的な知識がなければお腹だけ痩せることはなかなか難しいです。

女性にとって、くびれのあるウエストラインは憧れです。

男性も何歳になってもシックスパックに憧れますよね。

諦めるのは早いです!!

このように、痩せる時は手首や足首などの末端から痩せていって、最後におなかまわりになります。

ただし、いま説明したのは「皮下脂肪」の話です。

「内臓脂肪」はまた別なのです。

「内臓脂肪」は、「皮下脂肪」よりもつきやすく、落ちやすいという特徴があります。

そのため、男性は年齢とともにぽっこりおなかが目立ちますが、「内臓脂肪」が多いので、実は少し頑張ればすぐにへこむというわけです。

一方、女性は少し苦労します。

「皮下脂肪」を減らすためには、まずは「内臓脂肪」が減らなくてはいけません。

そのため、おなかまわりの贅肉(皮下脂肪)を落としたいと思っても、まず内臓脂肪を減らして、体の末端から皮下脂肪を徐々に減らして、最後の最後におなかの皮下脂肪が本格的に減っていくのです。

目に見えて変化が出るまでにはかなりの時間が必要です。

でも、焦らずにダイエットを続けていると、いつか必ず成果があらわれます。

少しでも効果があらわれたら、「皮下脂肪」を減らす準備が整ったということです。

一旦効果が出始めると、そこからはトントン拍子に痩せていきます。

効果が出ないからと、すぐにダイエットを諦めてしまう人もいますが、これはもったいないことです。

ダイエットは長い目線で続けることが大切です。

ダイエットを始めても、すぐに結果が出るわけではありません。

「頑張っているのになぜ...」とツラくなる日もあります。

でも、焦る必要はありません。

体は痩せる準備をしているのです。

ダイエットを始めたら、成功するまで根気よく続けましょう。

諦めずに続けていれば、いつか理想の自分になれる日が来ます!

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